如意の渡し

昨年の十月に私的パワースポットの発掘?に立ち寄りました、石川県小松市の「安宅の関」。
能の”安宅”や歌舞伎の”勧進帳”の舞台になった歴史的な史跡だとしっかり信じ込んでました。
「安宅の関」と刻んだ時代がかった碑があったり、与謝野晶子が詠ったと言われる碑を置いたり、立派な弁慶や義経のブロンズ像まで置いてあって、自信たっぷりに”義経ゆかりの地”の演出がしてありました。

その後のいろいろと調べてみましたら”勧進帳”そのものが芝居の作り話で、この「安宅の関」が実在したかどうかも怪しいってことが判明・・・・・。
室町時代に書かれたといわれる「義経記」の、”如意の渡し”で弁慶が扇で義経を打ちすえるといういう話をベースに、「安宅の関」を舞台にした”勧進帳”のストリーが江戸時代に作られたらしい?
ということは、義経主従の奥州落ちのゆかりの地は、富山県の”如意の渡し”の方が信憑性が高い?

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「如意の渡し」の弁慶・義経像

そんな訳で今回は石川県から富山県の海岸ベタを走り、「如意の渡し」も見てきました。もちろんソルト用ロッドとルアーを持参。
北陸沿いの各地には、義経主従の奥州落ちゆかりの地が多くあるようです。
今回は能登の七尾市からスタート。義経の舟隠しとか、馬隠し、なんて場所がいろいろあるようですが、まず七尾市の勇壮な祭り”祇園祭”ってのを見学。

夜、暗くなってから祭りの舞台”大地主神社”まで、宿から歩いて出掛けたものの、土砂降りの雨に見舞われて神社の軒先でひたすら雨宿り。
それでもお祭りは続きまして、祭りの若い衆はずぶ濡れになりながら、夜遅くまで奉灯(キリコ)を担いで町を練り歩いたようです。
オッサンは雨の切れ間を見つけて宿に戻り、祭り囃子を聴きながらひたすらビール。この祭りは義経とは関係無さそう。

明くる日、富山湾沿いを走って高岡市の小矢部川河口にある、お目当ての「如意の渡し」を見学。弁慶・義経のブロンズ像があるだけで、石川県の「安宅関」とは比べものにならないほど地味な場所でした、写真を撮って撤収。小矢部川河口の水は濁って魚釣りの気分にはなれず。

そのまま射水市、富山市、滑川市、魚津市、を通過して黒部市まで走り、黒部川沿いを上り宇奈月温泉までドライブ。なんか知らないけど宇奈月温泉は狭い道路に観光客が溢れ?車を止める場所も無い。
黒部川でイワナ釣り!なんぞとビギナーみたいな淡い夢はとっとと諦め、そのままUターンして魚津市まで帰ってきました。

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富山湾のあいがめ(藍瓶)色の海

日本海の海は太平洋側ほど波が高くなくて水がきれい、おまけに急深で魚釣りにはもってこいの海です。
ただし、寄り回り波と呼ばれる急に立ち上がってくる大波に、釣り人が飲み込まれる危険もあるようです。太平洋側の浜で見られる”ヨブ”のデカイ奴でしょうか?

波が低いからウエーダーが要らないし、距離を飛ばさなくても魚は足元まで回遊してくる・・・・?魚津の海で魚釣りのつもりが、宇奈月温泉までの無駄足が祟って時間が押しになり、夕マズメの釣りは無し。
夕方まで魚釣りで粘ったりしたら、引っ叩かれて弁慶・義経 如意の渡し2012!になります?
魚津にとってあった宿に入り、ビールを飲んだらそのまま一日が終りました。
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by troutclub | 2012-07-17 12:00 | | Trackback | Comments(0)

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