セミ? フライ

最近やっと、街中でもセミの鳴き声が聞こえてくるようになりました。
20年以上も前のこの時期、北陸を流れる川の源流部で、まだ薄暗い早朝に白い水柱を上げてフライに出た、尺をゆうに超えるサイズのヤマメ。いま思い出してもなかなか立派なサイズでした。
しかし、魚のシルエットがどうもおかしい、腹の部分がとんがったように膨れてます。
鬼が出るか蛇が出るか?気持ち悪かったんですがキープして調べてみると、パンパンに膨らんだ腹から出てきたのは、まだ未消化のセミ。
セミにも驚きましたがその親指程の大きなサイズにもビックリ。以来、夏の大物キラーフライは ”セミ” と頭にしっかりインプリンティングされてしまいました。
そんなことを思い出しまして、夏休みの渓流向けにセミフライを何本か巻いておこうかと、最近のシケーダパターンを検索したら・・・・。
ほとんどが、ディアヘアーの刈り込みか発泡のフォーム材で作ったボディーに、目と羽をくっ付けたような中途半端にリアルなフライ?ばかりが紹介されてます。
出来の悪いセミの模型みたいでなんか稚拙な感じ、小学生の夏休みの工作よりイマジネーションが貧困?・・・・どうもピンと来ません。
あるフライタイヤーのブログで見つけた、全然セミらしくないセミフライ?に唯一波長が合いまして、写真を頼りに細軸のサーモンフックに何本か巻いてみました。

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密に巻いたボディーハックルとCDCでボリュームタップリ?見かたしだいで色々に変化するボンヤリとしたシルエット。ディアヘアーやフォーム材のフライより軽いし空気抵抗も少ない。
マドラーミノーではちょっとボリュームが足りない、なんて時に役立ちそうです。このフライを最初からセミのイメージで巻いたとしたら、そのフライタイヤーの魚眼的クールなセンスに脱帽。

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by troutclub | 2011-07-30 06:40 | フライ | Trackback | Comments(0)

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